コンパニョーニ・ファームズ は、現在準備中です。
「コンパニョーニファームズ」は5つの「S」を守り、次世代へ伝えたい
1、小豆島産100%
小豆島「コンパニョーニファームズ」産のオリーブだけを用い、新漬けオリーブやエキストラヴァージンオイルを作っています。
当農園では、ミッションとルッカの2品種を中心に栽培。剪定作業をはじめ収穫時期の見極めまで、全ての栽培作業を自社農園で行っています。
2、鮮度ありき
オリーブも生鮮品と同様に、鮮度の良し悪しが仕上がりを左右します。当農園では、ひと粒ひと粒、手積みで収穫した果実をさらに選別。
オイルに用いるオリーブは、24時間以内に絞ることで、酸化を最低限におさえ、雑味のないクリアな味わいを実現しました。
3、スマート・アグリ
農家の「経験と勘」をデータで次世代につなぎたい。農園を共同経営するパートナーが開発した、農業IoTソリューションを導入。
今まで可視化されていなかった小豆島の風土、そして栽培のノウハウをテータとして蓄積。デジタル分析に基づいたスマート農業を実践しています。
4、再生
1980年代後半、山のふもとで、豊かに実っていたみかん畑は、後継者不足により荒れ果てた地へ…。
コンパニョーニファームズは、耕作放棄地となった2ha弱の地を開墾し、オリーブの畑として蘇らせました。小豆島のテロワールを感じさせるオリーブで、小豆島ならではの原風景の再生を。挑戦は続きます。
5、サスティナビリティ
オリーブオイルはワイン同様、土地そのものをボトルに詰めたもの。
それゆえに、化学肥料や除草剤は用いず、自然に寄り添う栽培方法を心がけています。堆肥は小豆島の信頼の置ける畜産農家より。また、畑で生えた雑草を
粉砕して肥料に、土壌内に棲む微生物の力を借りるなど、循環型農業を心がけています。
コンパニョーニファームズ(Compagnoni Farms) のルーツ
私の祖父の一人は元々スイスの山岳地方で生まれました。
イタリアとの国境近くに住み、毎年夏、アルプスの高山で乳牛を放牧していました。
その祖父の名がトーマス・コンパニョーニ〈Thomas Compagnoni〉。
彼はまだ20代の頃、自分の広い土地を求めて、カナダ移住を決意。
時は過ぎゆき、2014年春。私たちは、小豆島の耕作放棄地の存在を知りました。
廃れゆく小豆島の原風景を守り、日本の資源を次世代へ繋いで行きたい。
そう決意し、小豆島在住のパートナー達と手を組み
「コンパニョーニファームズ」を設立。
かつて広大なカナダの荒地を開墾した、祖父に敬意を評して———。
農園代表・ジェイソン リーブレクト